体にやさしい「吉野本葛」を、日常生活で楽しみながら、次の世代にも食べ繋いでいきたい。

そろそろ朝晩が冷えるようにななってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あたかいお茶をいただきながら、ほっこり和菓子を楽しみましょう。
葛は奈良時代から続く伝統食材で、日本人の生活に寄り添ってきました。
心と体をほっと癒す葛は料理にもお菓子にも使える万能食材。
あなたのキッチンにも葛を常備し、親から子、子から孫へと食べ繋いでください。

葛あん巻き(藤野様)

【材料(4人分)】
吉野本葛 50g
牛乳 50㏄
小豆こしあん 240g
【作り方】
①ボールに吉野本葛と牛乳
を入れ、木しゃもじで混ぜてよく溶きます。
②①にこしあんを加え、均一に混ぜ合わせます。
③温めておいたホットプレートに②を流し入れ、平らにならして表面がぷつぷつとしてきたら端からくるくると巻いていきます。
④ラップで包んで棒状になるように形を整えたら1.5~2cmくらいの幅にカットします。

葛もち春巻き(中村様)

【材料(一口サイズ4個分)】
春巻きの皮 1枚(4分1にカットして使用)
葛粉 20g
水 70cc
砂糖 大さじ2
あんこ 適量
チーズ 適量
油 大さじ1
【作り方】
①鍋に葛粉、水、砂糖を入れてよく混ぜ、強火にかけ、しゃもじで透明になるまでよく混ぜます。葛餅が出来たら一旦火を止めます。
②4分1にカットした春巻きの皮に一口大の大きさの葛餅をのせ、その上にチーズとあんこをお好みでのせます。(葛餅の半分くらいの量が目安です。)
③春巻きで包みます。
④フライパンに大さじ1の油を入れて中火にかけ、③を揚げ焼きにします。こんがりきつね色になれば出来上がりです。
*油が気になる方はトースターで焼いても良いです。

葛でプルプルいがまんじゅう(稲垣様)

【材料】
白玉粉 150g
葛粉 小匙5
練羊羹 1本
ご飯 少量
食紅(赤、黄色) ごくごく少量(色は好みで)
【作り方】
①鍋に水を入れて沸かしておきます。
②炊いたご飯を赤黄それぞれの食紅を溶いた水(少量)につけて少し混ぜ、色を付けます。
③白玉粉と葛粉を混ぜ、粉の状態から水を少しずつ加えて耳たぶ程の柔らかさにまとまるまで手で混ぜます。
④1口大にして手に取り、0.5cm角に切った羊羮を③に包み込む様に入れて丸め、沸騰した鍋に入れてゆがきます。(少し平べったく形作るとお米を乗せやすいです。)
⑤浮いてきたら少し待ってから氷水に上げ、冷めたらキッチンペーハで水気を拭きます。
⑥②を乗せたら完成です。

吉野本葛はオンラインショップでご購入いただけます。