自分の健康は自分で作る! 「葛で作る豆乳ヨーグルトの素」
自分の健康は自分で作る! 「葛で作る豆乳ヨーグルトの素」
~葛生まれの乳酸菌で豆乳ヨーグルトが簡単に作れます~
1870年創業の葛の老舗、葛専門店の株式会社井上天極堂(奈良県御所市・代表取締役社長:井ノ上 昇吾)は、葛由来の植物性乳酸菌『葛乳酸菌』を奈良県産業振興総合センターと共同開発し、2019年1月に販売を開始しました。
そして今回、2021年11月27日に行われた「奈良県の宝物グランプリ2021-2022」の調理/加工・新体験部門で準グランプリを獲得することができました。「にっぽんの宝物グランプリ」は地方に眠る宝物・宝人を「学ぶ機会」と「チャレンジする機会」を通して磨き上げ、全国レベル・世界レベルで活躍できる人材と商品に育てることを目的としていて、奈良県では昨年に続き2回目の開催となりました。
そんな価値ある大会で準グランプリを獲得できたことを機に、様々な悩みを持つ方に「葛で作る豆乳ヨーグルトの素」について知っていただきたく、プレスリリースを出しました。
「葛で作る豆乳ヨーグルトの素」の特徴
1、葛由来の乳酸菌から選び抜いた、豆乳専用のヨーグルト種菌
2、家庭でも簡単にヨーグルトが作れる(豆乳に種菌を入れて常温発酵させるだけ)
3、低カロリー(豆乳で作ったヨーグルトは、牛乳などの乳製品で作ったものに比べてカロリーが低い)
4、コレステロールゼロ
5、100%植物性、乳製品不使用(乳アレルギーの方も安心)
6、葛乳酸菌で毎日快調(ヨーグルトモニター試験において、便通、便臭、吹き出物などが改善したとの声多数)
「葛で作る豆乳ヨーグルトの素」開発の経緯と想い
葛は古来より、吉野本葛や葛根湯の原料として重宝されてきた植物です。株式会社井上天極堂は、創業1870年より奈良県吉野地方にて吉野本葛の製造を営んでおります。
受け継がれてきた伝統植物を未来へ繋ぐ取り組みの一つとして、葛に秘められた新たな可能性を模索する中で、2016年に豆乳でヨーグルトを作ることが出来る乳酸菌を発見しました。私たちは、その乳酸菌に「葛乳酸菌」と名前を付け、その可能性について研究を進めました。結果、葛乳酸菌を毎日食べる事で、強い体作りが期待できる事が分かりました。そこで、そんな素晴らしい葛乳酸菌ならば、ぜひ多くの方に毎日食べていただきたいという思いで、家庭用ヨーグルトの種菌として2019年に商品化することになりました。
その後販売を継続しておりますが、日本ではヨーグルトを作る習慣がまだまだ浸透していないということ、ヨーグルトというと乳製品だというイメージがあることなどから、なかなか認知度を高めることができずにおりました。そこで、手作り体験イベント等を行いながら認知拡大に努めるとともに、「地方に眠る原石を世界に通じる宝物に磨き上げる」というコンセプトの「にっぽんの宝物グランプリ」出場を決めました。セミナーに参加しつつ、豆乳ヨーグルトの伝え方や新しい食べ方の提案など、商品のブラッシュアップを行いました。
今回のグランプリを通して豆乳ヨーグルトの素を広く知っていただき、葛で作る豆乳ヨーグルトを毎日の食生活に取り入れていただくことで、健康に役立てていただければと思います。
にっぽんの宝物グランプリについて
大会名:奈良県の宝物グランプリ 2021-2022
開催日:20021年11月27日(土)
場所:奈良県春日の国際フォーラム甍
受賞:調理/加工・新体験部門 準グランプリを受賞
尚、奈良県の宝物グランプリにつきましては、にっぽんの宝物のFacebookにて動画でご覧いただけます。→「奈良県の宝物グランプリ」
葛乳酸菌の研究結果
・IL-12産生能(IL-12・・免疫賦活の指標とされている物質)
マウスの脾臓細胞を用いた試験において、高い免疫賦活作用が期待できることが分かりました。
・ヨーグルトのモニター試験
葛乳酸菌で作ったヨーグルトの社内モニター試験において、便秘、便臭、鼻炎、吹き出物などが改善したとの報告を受けています。
今後の展開
1870年の創業当時から吉野本葛を作り続けてきましたが、和食離れなど様々な要因から吉野本葛は身近な食材ではなくなりつつあります。弊社では1300年以上に渡って食べ継がれてきたこの食文化を守り伝えるために小学校での葛の出前授業や、葛ソムリエの育成など普及活動にも力を入れています。それに加え、新たな葛の魅力を発信する上で、葛について広く、深く研究するために「葛研究所」を立ち上げています。研究機関とも連携しながら葛の成分の分析や、付着微生物の特性の研究などを進めていくことで、さらなる葛の魅力を発信していきます。