優良ふるさと食品中央コンクールで「葛のとろみポタージュ」が農林水産大臣賞を受賞しました

2025年3月10日に優良ふるさと食品中央コンクールの国産農林産品利用部門において農林水産大臣賞を受賞し、表彰式に参加させて頂きました。
優良ふるさと食品中央コンクールは、地域経済における基幹的産業として重要な役割を果たしている優良なふるさと食品と生産者を表彰することにより、品質向上や新製品開発等を奨励し、ふるさと食品の生産や消費を安定的に発展させることを目的として開催されており、この表彰は、農林水産省の後援のもとに食品産業センターが主催されています。
今年で37年目の歴史あるコンクールで、各都道府県より1品目選出され、有名企業から地方の農園までさまざまな企業が、全国から授賞式に参加されていました。
審査経過のご説明では、28品目の全国から集めまれたどの食品も独自のコンセプトをもち、工夫があり、美味しい商品ばかりで甲乙付け難いものばかりでしたが、その中でもとくに販売の可能性や、コンセプトの着眼点、商品開発へのストーリーを鑑みて、8名の審査員の多数決をもとに受賞者を決定されたとのことでした。

授賞式のなかで、価格以上の価値を創造された素晴らしい商品だと、大変光栄なお言葉もいただきました。
このたびの受賞商品の葛のとろみポタージュについては、特に野菜粉末の仕入れ業者の皆様にご尽力いただいております。
また入荷から製造に至るまでもかなりの手間をかけており、ただ攪拌するだけではなく、特別な技術も取り入れて出来上がる商品です。
天極堂だけではなく、さまざまな方のご尽力により頂くことが出来ました農林水産大臣賞だと思います。関係各社様には心よりお礼申し上げます。

「葛のとろみポタージュ」の特徴

その一 自社製の白いダイヤモンド「吉野本葛」使用
その二 奈良県宇陀産3種のこだわり野菜のパウダーを使用
その三 お湯を注いでレンジで温めることによってとろみと艶がしっかり出る
その四 個性豊かな野菜の風味と葛のとろみで特別感を感じられる
その五 熱を逃がしにくく、こころもからだもほっと温まる

メニューの開発背景

以前から葛のスープを開発したいと何度が試作をしていたのですが、奈良県宇陀市のとある農園さんの「奈良県産の野菜パウダー」と出会い、「葛の野菜スープ」が実現に向けて動き出しました。
葛粉は粒の大きさも小さくばらつきが少ないため、野菜の味を繊細に運び優しくなめらかな舌触りのポタージュに仕上げることが出来ます。
農園さんに選定していただいた20種類弱の野菜パウダー全てを味見し、葛の優しいとろみとマッチする数種に絞り込んでから開発を進めていきました。野菜の豊かな味わいを感じられつつ、吉野本葛の優しいとろみを活かしたポタージュにするため何度も何度も試作をしてはレシピを変更しました。
簡単に作れる手軽さもありつつ、葛の魅力を活かした本格的なポタージュを目指し、やっとの思いで仕上げたのがほうれん草・宇陀金ごぼう・きくいもの3種です。
奈良県産野菜の豊かな香りと味わいを、葛の匠が丁寧に仕上げた白いダイヤモンド「吉野本葛」の優しいとろみでまとめた、他にない本格的なポタージュです。
毎日を支える手軽ながらも本格的なポタージュとして、この「葛のとろみポタージュ」を皆様に楽しんでいただけるよう様々な場所で発信していきたいと思っております。

「葛のとろみポタージュ」は天極堂オンラインショップでもご購入いただけます

●葛のとろみポタージュ●
ほうれん草/宇陀金ごぼう/きくいも 各3食入1箱 680円

【ほうれん草】
奈良県宇陀産「ほうれん草」のパウダーを使用した色鮮やかなほうれん草味のポタージュは、葛の優しいとろみにほうれん草の旨味をぎゅっと詰め込み、まろやかな味わいに仕上げました。
【宇陀金ごぼう】
奈良の伝統野菜「大和野菜」として有名な「宇陀金ごぼう」のパウダーを使用しました。ごぼうの表面についた地中の雲母が金粉のように美しく見えることから「宇陀金ごぼう」と呼ばれています。芳香高い宇陀金ごぼうの香りと味わいを葛のとろみが優しく包み込んでいます。
【きくいも】
健康を気遣う方に人気の野菜「きくいも」のパウダーを使用しました。さつまいもやじゃがいも同様、でんぷん質が多いきくいもを使用したポタージュは、葛のとろみも相まってよりほっこりとした優しい味わいを楽しんでいただけます。