吉野本葛に見て、触れて、味わってもらうことで、吉野本葛の素晴らしさを知ってもらって、好きになってもらいたい！
次世代にも吉野本葛を食べ繋いでいきたい！
そのために13年前から続けている葛の出前授業。
今回は御所市の小学生を対象としたチャレンジ講座で葛もち作りにチャレンジする様子を、奈良テレビの「ゆうドキッ！」で放送していただきました😆

はじめに葛のお話でしっかり勉強。
１，吉本葛を使ってどんなメニューが作れるのか？
２，吉野本葛の原料となる「クズ」ってどんな植物？
３，葛の根から吉野本葛になるまでの作り方
４，葛もちを作って、食べてみよう！

いよいよ調理開始！
葛粉と砂糖と水をお鍋に入れたらよく混ぜて葛粉を溶かします。
牛乳みたいに白くなったら、木べらで混ぜながら強火にかけます。
鍋の底の方からだんだん透明なおもちができてくるので、休まずしっかり混ぜ続けます。
鍋底からふつふつと沸いて全体が透明になって粘りが出たら型に入れます。
流水中で型ごと冷やすこと1分。
型からお餅を取り出すと、なんだかスライムみたい！？
お皿にのせて黒蜜ときな粉をかけたら完成です♪

伝統食材と言われている「吉野本葛」ですが、家庭で葛粉を使う人は少ないのが現状です。
葛粉は体を温めてくれ、消化が良く、それ以外にもいいところがいっぱいある素晴らしい食材です。
日本のアイデンティティでもある和食、和菓子を守るためにも、これからも吉野本葛を食べ繋いでいきたいと思います。