2023年7月17日の産経新聞で吉野本葛について掲載していただきました

吉野本葛 伝統まもる「使命」
つるりと喉を通る爽やかな和菓子、くずきり。
原料となるのは葛粉だ。
吉野地方は、良質な葛の根が採れ「吉野本葛」と呼ぶ葛粉が盛んに生産されてきた。
伝統を守ってきたのは、山に分け入りクズの根を探し当てる職人「掘子」や、150年続く製法で粉を作ってきた食品会社「井上天極堂」の人たちだ。
葛粉は、クズの根を粉砕して取り出したでんぷんから作る。天極堂は、でんぷんを水に晒し、かき混ぜる作業と沈殿を繰り返し2週間かけて葛粉を作る製法「吉野晒」を1870年の創業以来続けてきた。(続く)

本当は「担い手減少で大変だ」というより「葛ソムリエや出前授業や、乳酸菌の研究など、新たなことにもチャレンジしながら伝統も守っています」みたいなことも記事で紹介して欲しいのですが、そんなにいっぱいは書いていただけないですね。
でも、葛畑も研究を続けていますし、それ以外にもワクワクするような企画がたくさんあり、良い吉野本葛を作り続けられるよう日々取り組んでおりますので、皆様も愛し続け、一緒に伝え続けていただければ嬉しいです。

吉野本葛は天極堂のオンラインショップでご購入いただけます