吉野本葛粉などの食品材料の製造・販売を行う井上天極堂奈良県御所市、井ノ上昇吾社長）の「豆乳でつくる葛乳酸菌ヨーグルト種菌」が、このほど開催された「奈良県の宝物グランプリ」の調理／加工・新体験部門で準グランプリを獲得した。同社は16年に世界で初めて葛由来の乳酸菌を発見。19年から豆乳専用の粉末種菌として葛由来の乳酸菌を使用した同商品を商品化している。

ふた付き容器に種菌と豆乳を入れて、25～35℃で約24時間発酵させるだけで、コレステロールゼロ・乳成分不使用の豆乳ヨーグルトを作ることができる。また、好みに合わせた豆乳の種類（無調整豆乳や調製豆乳など）の使い分けや、アーモンド光来出ヨーグルトを作ることも可能。直営店舗のほか、同社通販サイトで展開している。

今後は商品のブラッシュアップを計画しており、認知度向上のため、SNSを活用したPRや食べ方提案なども行っていく計画だ。