2021年11月22日NHKの「ならナビ」で天極堂の吉野本葛をご紹介いただきました
2021年11月22日放送のNHK「ならナビ」で天極堂の吉野本葛をご紹介いただきました
冬到来!くず(葛)でぽっかぽか
寒い日に飲みたくなる「葛湯」など、葛は料理に使うと、とろみのおかげで温度が下がりにくく、熱々で食べられ、体もぽかぽかあたたまります。
そんな葛がどのように作られるのか、やってきたのは日本を代表する葛の産地、奈良県です。
料理で使われる葛粉ですが、原料は葛という植物の根っこなんです。
毎年冬になると行われるのが葛の根っこ掘り。
掘子さんたちが険しい山に登り、手作業で掘り出します。
掘り出した葛の根はつぶし、でんぷんを取り出します。
それを2週間かけ、水を加えて撹拌と沈殿を繰り返して精製するのです。
1kgの根っこからとれる葛粉は100gほど。
大変な手間で作られていることや、貴重さ、出来上がりの美しさから葛粉は「白いダイヤ」とも呼ばれています。
また、葛は体が温まるので、まさに寒い時期にぴったりな食材なんです。
今回は塩見泰子さんと一緒に「葛しゃぶしゃぶ」と「葛もち」の2品を作りました。
まずはじめは体をあたためてくれて、安いお肉を旨みたっぷりでつるりとした舌触りにかえてしまう「葛しゃぶしゃぶ」です。
ポイントは一つ。
豚肉をしゃぶしゃぶする前に葛粉をつけるだけ。
「葛打ち」という調理法ですが、葛により肉のうまみが閉じ込められることで風味が引き立ち、つるりとした食感になることもおいしさの秘訣です。
続いてはデザート!
「賞味期限10分葛もち」です。
葛粉、砂糖、水を加えてよく溶かしたら、強火にかけて絶えず混ぜながら火を通します。
全体が透明になってひとまとまりになったら火を止めて型に入れ、氷水で冷やします。
表面をキュッと冷やしたら、名かはまだ温かいうちに食べるのがおすすめ。
普通の葛もちよりとろーりとして、甘さも強く感じます。
☆今回ご紹介いただいた葛粉ですが、天極堂では固形タイプと粉末タイプの2種類を販売しております。
料理のとろみづけや胡麻豆腐など水に溶いて使う場合はどちらでも使えますが、今回の「葛打ち」のように粉末タイプの方が使いやすい場合もあります。
☆今回は葛粉で葛もちを作りましたが、天極堂ではご家庭で簡単に葛もちを作っていただける手作りキット「ぷるとろくずもち」を販売しております。
葛粉と砂糖を混ぜた専用のミックス粉にきな粉と黒蜜がセットになっているので大変便利です。
1袋で5食分入っております。