2020年7月4日マイタウン奈良で吉野本葛と葛研究所について掲載いただきました
奈良の人にこそ知ってほしい!
老舗『天極堂』が拓く「葛」の新時代
奈良を代表する「吉野本葛」
口に含むと、なめらかな舌触りに上品な甘さが口の中で広がり、つるっとした喉ごしがたまらない。涼やかな透明感もあいまtって、「葛」は夏にふさわしい奈良を代表するスイーツだ。歴史を紐解くと、葛と奈良の関係は実に深い。マメ科の多年草である「クズ」は、1300年以上前からその根を食用、薬用として利用されてきた。漢方薬『葛根湯』の原料としても使われているのは周知の人も多いだろう。
いまや料理に和菓子にと、葛は全国的に親しまれる食材となったが、やはり有名なのが「吉野本葛」。葛の聖地は今も昔も奈良県で、葛の根を『吉野晒』という江戸後期から受け継がれた伝統の手法で加工したものだけがその名をつけることが許されているのだそう。
「天極堂」が開発した葛の新商品
御所市に本社がある井上天極堂は、1870年の創業以来、葛菓子の原料となる吉野本葛から葛餅などの商品までを一貫して製造。伝統の『吉野晒』の製法を守りつつ、最新の技術も導入し、次々と魅力的な商品を生み出している。
そのひとつが、天極葛乳酸菌を配合した「葛研究所 タブレット」。2017年から葛に含まれる乳酸菌や公募に注目して開発を進め、2020年4月に商品化。小さなタブレット一粒に1000億個もの乳酸菌が含まれている。また、豆乳で作る葛乳酸菌ヨーグルト種菌セットなども販売。根や歯、ツルにいたるまで、捨てる部分がない「葛」。その素晴らしさを熟知している同社だからこそ、成しえた結果だ。
天極堂スタッフの下井奈緒子さんは、「いま、奈良には素晴らしい商品がたくさんありますが、県民にとって『葛が一番の名産品!』と思ってもらえるよう、葛の魅力を伝えていきたいです」と笑顔で話してくれた。
漢方、食材、栄養食品と、形を変えながら、私たちを魅了してやまない「葛」。これからも、県民として葛の可能性に注目していきたい。
創業150周年を迎える吉野本葛の老舗・井上天極堂が約3年の月日をかけて開発した、葛から採れる植物性の『天極葛乳酸菌』を、1粒あたり1000億個も配合したタブレット。葛は、イソフラボンやサポニン、リグニンなどの有効成分があり、漢方薬「葛根湯」としても利用されるスーパープランツ。いつでもどこでも手軽に取り入れることができるので、健康が気になる人、体力が落ちている人、体の内面からの強さを目指す人などにぴったり。
【価格】1500円(税別)