2018年4月11日毎日新聞で天極堂近鉄百貨店奈良店をご紹介いただきました!

 

20180411毎日新聞百貨店

 

 

小麦粉入れず 吉野本葛スイーツ

 

江戸期の製法 洋の味も

 

 

創業1870年の葛の老舗「井上天極堂」(本社・御所市)は3月、奈良市の近鉄百貨店の店舗を、小麦粉を使わない葛スイーツの専門店としてリニューアルオープンした。きめが細かくしっとりとした口当たりの葛粉で焼き上げた菓子など、ここでしか買えない商品も並ぶ。

 

 

井上天極堂は江戸後期から受け継がれる「吉野晒」という製法で、吉野本葛を作り続けている。約20年前、それまでの卸業から飲食を提供する奈良本店(奈良市)を開店。小学校での出前授業や、葛の専門家を養成する資格制度「葛ソムリエ」を始めたほか、健康や美容を意識した商品開発を心がけるなど活動は多岐にわたる。

 

 

改装したばかりの店舗の商品は、葛ソムリエがプロデュース。吉野本葛を使った葛湯葛餅だけでなく、パウンドケーキなどの焼き菓子が並ぶ。葛ソムリエでもある経営企画室の川本あづみさんは「『和』のイメージが強い葛をより広めようと、10年ほど前から洋菓子にも力を入れている」と話す。

 

 

県内に計7店舗を展開するが、葛商品を求めて来店する人がほとんど。「葛に関心がない人でも、洋菓子だと手に取りやすいのでは」との思いから葛スイーツに特化した。焼き菓子は小麦粉を使わないので、卵などを泡立てて葛粉と合わせ、すぐに焼かなければならない。家庭の手焼きと変わらないほど手間がかかるらしい。リニューアルに合わせ、ロールケーキさくら味とシフォンケーキの販売を始めた。新しい客も増えているそうだ。

 

 

川本さんにおすすめの商品を聞くと、「スポンジにこだわっているので、シフォン。でもパウンドもおいしい…」と、止まらない。シフォンは驚くほどふわふわで、しっとりしたパウンドは手土産にも良さそう。常温で飲める葛湯「クデュウー」は手軽に飲めて、コラーゲンなども配合されている。私も食べるほど、天極堂ファンの一人になりつつある。

 

 

とても大きな記事で、写真も大きくご紹介いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
「くずの子シフォン」はお値段が高いですが、食べてもらえれば他との違いが分かっていただけると思います。

 

小麦粉ではなく、吉野本葛にこだわりぬいた、葛屋の洋菓子、是非食べに来てください!!!