くずまんのもりもりクッキング(香りごぼう・植森様)
天極堂では奈良テレビさんにご協力いただき、「ゆうドキッ!」の中にコーナー番組『くずまんのもりもりクッキング』を作らせていただいております。
4月20日(木)は春霞で少し曇り。
今回は五條市の植森さんの畑に行ってまいりました。
取材をしてくれたのは帝塚山大学の学生さんです。
笑顔がとっても素敵で、奈良の自然の中でごぼうの葉っぱと学生さんの笑顔が輝いていました。
五條市北宇智の『香りごぼう』はやわらかくあくが少ないのが特徴。
田んぼで育てるので丈が短いですが、とてもいい香りがします。
例年通りであれば今は収穫の終わりごろだったのですが、今年は収穫が1ヶ月も送れているそう。
昨年9月の長雨の影響で稲刈りが2週間遅れ、ごぼうの種まきがずれたら、気温が低くなっており、通常1週間で発芽するところが2週間かかり、さらに気温が低くなり成長も遅くなるので、収穫がここまで遅れてしまったそうです。
青々としたごぼう畑を見られたのはうれしいですが、農業は天候にこれほどまでに左右されるのだと気が付きました。
くずまんもみんなと一緒に香りごぼうを収穫。
ごぼうの茎の部分も「蕗(ふき)」のように食べられるし、葉っぱは天ぷらに出来ると植森さん。
ただし、茎の部分は商品にならないので、釜で切って袋に入れ、商品になります。
植森さんの香りごぼうは郡山の市場へ出荷された後、奈良県内のオオクワなどのスーパーや、デパートの食品売り場に並ぶそうです。
さて、飛鳥彩瑠璃の丘天極堂テラスに戻ってきて、香りごぼうと吉野本葛のクッキング開始です。
今日のメニューは「ごぼうと吉野鶏のすまし汁」です。
吉野鶏というのは、鶏のささみを薄くたたいたものに葛粉をまぶしてさっと湯がいもので、表面が葛でコーティングされるため、旨味を閉じ込めるうえに、なめらかな舌触りになるという、奈良ならではの調理方法。
蓋付きのお椀に入れることでより一層ごぼうの香りも楽しめます。
お家の夕食が料亭のお味になるすまし汁。是非お試しください!
たくさん収穫させていただき、スタッフまで収穫させていただき、植森さん、本当にありがとうございました!
いただいたごぼうはみんなでおいしくいただきました。
茎の部分は繊維が多いですが、あく抜きした後細かく切って甘辛く炊くと、ごぼうの香りが爽やかな『ご飯のお供』が出来ました!
掘りたてならではのおいしいご馳走、農家さんに感謝、地球に感謝。
植森様、JAならけん北宇智支店の皆さま、ありがとうございました。
詳しい『ごぼうと吉野鶏のすまし汁』レシピや植森さんのお話は「ゆうドキッ!」をご覧ください。
【くずまんのもりもりクッキング】
放送日:2017年5月17日(水)
時間:17:58~18:54
放送局:奈良テレビ放送
テーマ:香りごぼう
5月17日の放送をご覧になった方には
素敵なプレゼントや、お得な情報をお伝えしています。
このレシピは放送日以降
「葛クッキング」ブログで公開いたします。
また、放送日以降に天極堂各店舗でもレシピ配布しますので
ご自宅でもチャレンジしてください。