くずまんのもりもりクッキング(ツルムラサキ)
天極堂は奈良テレビの「ゆうドキッ!」の中で
「くずまんのもりもりクッキング」というコーナーを作らせてもらっています。
毎月1回、天極堂の吉野本葛と奈良県内の農家さんが作る作物で、とっても素敵なレシピをご案内しています。
10月2日に4回目のロケがありました。
第4回目の放送は「明日香村の島庄営農組合さんたちが作るツルムラサキ」です。
今回は近畿大学農学部さんがレポートに行ってくれました。
ツルムラサキは夏野菜。
インドなど南アジア原産の野菜で、昔は薬草として使われていたようです。
厚さに強いのでホウレンソウなど青物野菜が減る真夏でも収穫できます。
モロヘイヤと同じネバネバ野菜で、体に良い成分がたっぷりと含まれています。
6月頃から収穫でき、新芽が出るたびに柔らかい部分を切り取ります。
明日香村では農家さんがたくさんありますが、高齢化や会社への就業が増えることで耕作放棄地が増えて来ています。
耕作放棄地が増えると棚田をはじめとする飛鳥の里山が荒れ、景観が悪くなります。
そこで、地区ごとに有志が集まり、耕作放棄地を蘇らせるという取り組みが行われています。
島庄もそんな取り組みをしている有志の集まりで、
この日も7名の方が作業をされていました。
ツルムラサキは栽培がしやすく比較的手間がかかりにくいため、山間や道路から離れた作業のしにくい耕作放棄地にもってこい。
そこで、明日香村をあげて地域の作物として作付面積を増やしているという事でした。
明日香村の夢市や楽市など産直市場で購入できます。
さあ、いよいよ吉野本葛とツルムラサキのコレボメニューの作成です。
レシピを作ったのは先輩という事で、
男子二人は初めてのツルムラサキ料理だそう。
近畿大学農学部では栄養学科しか入れないサークルがあって、
レシピやメニューの開発を行っているそうです。
料理に慣れているのか、手際よく進めています。
試食は農家さんも一緒に。
お母さんの作るようなやさしく、懐かしい味でした。
盛り付けはツルムラサキの葉とカニカマを残しておいて天に盛り、イロドリよく見せる工夫も。
天極堂からのご案内はいつも飛鳥スタッフの下井さんが読んでくれています。
耳心地はいかがでしょうか…?
詳しいレシピや内容は「ゆうドキッ!」をご覧ください。
【くずまんのもりもりクッキング】
放送日:2016年10月17日(月)
時間:17:58~18:54
放送局:奈良テレビ放送
テーマ:ツルムラサキ
*今回取材させていただいたツルムラサキは、
「飛鳥の夢市」でご購入いただけます。