2016年4月 奈良・お菓子再発見事業
奈良県が行っているお菓子再発見事業で、
天極堂の『葛の里葛湯』をご紹介いただきました。
真ん中のたまご色の袋に入っているのが『葛の里葛湯』です。
上品な写真でご紹介いただき、
葛湯がいつもより素敵に見えます。
吉野本葛のこと、天極堂のこと、葛湯のことを丁寧にご紹介いただきました。
かつては、葛作りは農家の仕事だった。
天極堂は、そうして作られた葛粉の集荷仲買として1854(安政元)年に創業した。
明治3年から葛粉の製造を始め、以来、「吉野晒」の製法を守り続けている。
自生する葛の根を何度も水に晒して精製された葛粉は、世界で最も良質な澱粉のひとつに数えられる。
粒子の細かさが、口当たりの良さを生むが逆に澱粉の結合力が弱いという一面も併せ持つ。
そこで、吉野本葛の良さを残し、食べやすくした商品が「葛の里葛湯」だ。
甘み付けには微粒子で優しい甘さの粉飴や、体になじみやすいオリゴ糖を用いている。
「吉野本葛に普段から親しんでもらいたい」と、リテールマネージャーの植松英樹さん。
奈良本店では、バリエーション豊富な菓子や料理を用意し、吉野本葛の魅力発信に努めている。
天然素材の葛根から自然のままに取り出したものが吉野本葛。
その滑らかで自然なとろみは、世界の一流シェフも注目する。
奈良にはおいしいお菓子がたくさん!
この本を制覇し、感想をいただけると嬉しいです♪
『天極堂奈良本店』へは、近鉄奈良駅下車、徒歩10分程度です。
『葛の里葛湯』はネットでもご購入いただけます。