2015年8月4日の読売新聞で葛もちとくずの子パウンドをご紹介いただきました。
2015年8月4日の読売新聞で
葛もちとくずの子パウンドをご紹介いただきました。
吉野本葛のしっとり感
奈良県の特産品「吉野本葛」をふんだんに使ったパウンドケーキ。
1870年に創業した葛の老舗「井上天極堂」(同県御所市)が6月から本格販売した。
同社は10年前、和食や和菓子以外にも葛の使い道を広げようと、ロールケーキ「くずの子ロール」を発売し、看板商品に育てた。
発売10年を機に、新商品の開発を思い立った。
大豆粉と卵白でふっくらと焼き上げた。
小麦粉とベーキングパウダーなどの膨張剤は使っていない。
大豆粉を選んだのは、小麦粉と比べて糖質が少なく、良質のアミノ酸をたっぷりと含んでいるうえ、「小麦アレルギーに悩む人にも安心して食べてもらいたい」との思いがあったからだ。
吉野本葛の原材料は、山地に自生する「クズ」の根。その根から取り出したでんぷんを、何度も水に晒して精製していく。
くずの子パウンドを口に入れると、吉野本葛ならではのキメの細かさと、しっとりした口当たりが楽しめる。
そのまま食べてもいいが、電子レンジで10秒ほど温めると、焼き立てのふんわり感がよみがえり、バターの香りもより楽しめるという。
夏の売れ筋商品が「葛もち」。もっちりとした弾力のある食感に加え、濃厚な黒蜜と香ばしいきな粉の味が楽しめる。食べたい時に気軽に食べられるよう、一口サイズになっている。