就活生に最も近い入社1年目の社員2名、その先輩にあたる2年目の社員1名の3名による座談会です!
 

●座談会のメンバー



左) 2023年度入社 藤永 (EC事業部)
中央)2024年度入社 吉村 (製造部)
右) 2024年度入社 猪子 (品質管理課)

 

●入社の経緯


 
藤永)私は奈良県御所市生まれで小さい頃から天極堂の商品にすごい馴染みがあって、また大学の卒業論文も奈良県について調べてたりしていました。就活する時に自分の人生を振り返ってみると奈良県に縁がある・奈良県が好きだということを改めて感じて、奈良県に貢献できるような仕事をしたいと思い説明会に参加しました。そこから面接させていただき、内定を頂きました。
 
猪子)元々天極堂の存在は知っていて、奈良県にはこんな会社があるんだなと思っていました。就活の時に天極堂を紹介していただき、漠然と奈良県で働きたいなと考えていたのもあって説明会に参加しました。実際に天極堂の工場へ行ってみると会社の雰囲気もよく、葛餅も美味しかったのを覚えています。
 
吉村)自分は最初天極堂のグループ会社で一年半ほどアルバイトとして働いていて、その時に天極堂の社員だった兄からの紹介で面接させていただいたのが天極堂と繋がったきっかけです。兄が亡くなってから、天極堂の製造部の一員として呼んでいただきました。今は兄が行っていた仕事と全く同じ仕事を行っていて、それが思い入れになっていて、やりがいにもなっています。
 
 

●自分の仕事について


 
吉村)橿原工場の製造部2課で働いています。橿原工場では主にペースト・カップ製品・とろろの3つを製造していて、自分は主にペーストの製造をメインに作業しています。
 
猪子)私は検査を主に行っています。微生物検査だったり官能検査だったり…それこそ吉村さん達が製造したペーストを使って一定以上の菌が居ないか等を調べています。
 
藤永)私は業務用通販の『天極堂プロ』を担当していて、お客様の層としては料理教室や居酒屋、料亭等にあしらい用の葉っぱやペーストを販売しています。仕事の内容は通販の受注・出荷・梱包を行っています。
 
猪子)あしらい用の葉っぱというのは、具体的にどんな商品が買われているんですか?
 
藤永)例えばお刺身やお肉とかの敷き葉として使ってもらっているようです。
 
吉村)柿の葉とかもありますよね。
 
藤永)そうですね、柿の葉は主に柿の葉寿司に使っていただいています。
 
 

●仕事で嬉しかったこと、大変だったこと


 
吉村)製造の仕事で、やっぱり時間通りに終わったら嬉しいですね。例えばトラブルが起きて、さらに機械を洗うとなると30分残業になったりします。『何も起きないこと』を目指して行うことで残業なくきっちり終われる、そうできた時が嬉しいです。
 
藤永)当たり前って難しいことですもんね。
 
猪子)私も仕事が終わらないことがあって退勤時間を過ぎることも…純粋に検体が多いこともありますが、まだ作業に慣れていないので時間がかかってしまいます。
 
藤永)私は元々本社で仕事をしていて、橿原のリテール棟へ引っ越しが決まったので移動することになりました。本社で行っていたやり方や発注の仕方が変わってしまったので、全部手探り且つ上司と一緒にルールを決めて発注書を作成したりと、一から作っていったのが今考えると大変だったなと感じます。
 
 

●天極堂の雰囲気について


 
猪子)入社する前に思ったのはアットホームで、社員同士の仲が良いっていうのが入社後もそのまんまでした。
 
藤永)私は「若手でも活躍しやすい場だな」と今とても実感してます。
 
猪子)まさにフルーツ葛湯(若手社員で企画し味やパッケージを考案した商品)がそうですもんね。
 
藤永)味からパッケージから、包材から取材まで全部行っています。取材も若手で受けよう!ということで、若手でも活躍しやすい場というのを実感しています。それは入社前には思ってもいなかったですね。
 
吉村)自分も猪子さんと同じで天極堂の採用ページにも書いてありましたが、アットホームだなというのが。
 
藤永)ちなみに先輩と話しやすかったりしますか?
 
吉村)特に自分は、兄の繋がりで可愛がってもらってるなというのを実感しています。やっぱり現場仕事なのでピリッとした雰囲気であることが多いですが、教えてもらう場面の会話で自分の為を思ってくれてるんだなというのは思います。
 
 

●新入社員研修について


 
猪子)研修では色んな部署を回って体験して、その間のゴールデンウィークに店舗研修がありました。
 
吉村)2ヶ月ある新入社員研修の真ん中ぐらいに…
 
藤永)そうそう、ファベックス(4月にある中食・外食業界の業務用専門展示会)が終わった後に行きましたね。
 
猪子)正直「入ったばかりの新入社員がファベックスに行っていいのかな…」って思っていました。
 
藤永)私もファベックスで、また店舗研修でも同じように思っていました。メニューも分からないし、勿論どう動いたらいいのかも分からないし、お店によって動けるスペースも限られているので「自分って邪魔じゃないのかな…」と思いながら研修に参加していました。
 
猪子)店舗研修は忙しすぎて、自分が邪魔ではないかと考える時間もなく参加しました。
 
吉村)店舗によってメニューの数や種類も違いましたよね。
 
藤永)その中でも飛鳥店の研修では、誕生日のお客様に被り物を被って接客しました。それが一番記憶に残っています。
 
 

●どんな社員になりたいか


 
猪子)まだまだ出来ないことばかりなので、まずは少しずつでも覚えていって、周りの社員に一人前だと認めてもらえるようになりたいと思っています。大学時代が全く違う学部というのもあって、初めてのことだらけです。
 
藤永)今年は部署に新しく後輩が入ってきたので、その後輩へ教えることをメインに働いています。教えるのってすごく大変で、そして自分が分かっていないと教えられないので、質問をもらっても答えられるようには知識を付けたいなと思っていて。お客様の電話対応の時も同じで、商品の使い方や産地等を聞かれた際にスムーズに答えられたら1回のお電話で済むのですが…自分の分からないことがあると上司に聞いたりしないといけないので、それで時間がかかってしまうのを直したいと思っています。
 
吉村)目標は同じ部署の先輩です。理由は凄いからで…というのも機械の操作ができるのが格好良くて、色んな機械で何かトラブルがあった時にその方は知っていて、何でも出来る人のようで。自分も分からないことがあればその方に聞くので、そういった『頼ってもらえるような人』になりたいなと思います。その為には当然機械の知識も要りますし、どこがどう危ないとかを知る必要もあると思います。
 
 

●就活生へのメッセージ


 
猪子)とにかくメンタルを強く持ってほしいですね。
 
藤永)折れないようなメンタルですね! あとは、対策として聞かれそうなことは全部暗記して答えられるようにしていました。志望動機や自己PRの方法を大学で教えてもらい、就活のタイミングでさらに自分で調べて準備して、本番に臨みました。
 
猪子)相談できる先生には沢山相談したり、大学をバリバリ使っていった方が良いと思います。
 
藤永)今振り返ってみると面接の時にとても緊張していて、アドリブじゃないけど軽めに、会話するように面接を受けたら良かったなと思います。
 
 

 
天極堂の公式HPに戻る